海外大学院の初日は何をする?

MBA

ワクワクとドキドキが最高レベルで入り乱れる瞬間、それが「初顔合わせ」。新しい職場、新しいクラス、合コン、マッチングアプリ。そこでの出会いは会社の40年であろうと、大学の4年であろうと、合コンの3時間であろうと、初デートの3分(写真と実物が著しく異なっていた場合)であろうと、自分がどの様に立ち振る舞い、その人たちと関係を築いていくのか胸が弾みます。これから2年間がはじまるという興奮と、自分の英語力でついていけるのかという不安を抱えながらプログラムの初日を迎えました。

アメリカらしいIce Breaking

2018年8月20日、MHAプログラムの初顔合わせの日でした。この日は生徒同士のice breakingが目的でプログラムの伝統となっているEzra’s Amazing Raceと呼ばれるゲームが行われました。クラスメイトと二人一組になり大学中を散策しながらコーネル大学の歴史やキャンパス内の地理などに親しむという内容です。ちなみにEzraというのはコーネル大学創始者のEzra Cornellの名から取られています。

Ezra’s Amazing Raceの様子

初顔合わせ

午前10時にプログラムのビルに集合し、到着した順番でゲームのペアが決まりました。ここで初めてこれから2年間を過ごすクラスメイトの顔ぶれを把握するわけです。人種は多様なれどMBAと違いほとんどが米国出身の生徒で構成されるMHAですが、不安と緊張から自分と同じ留学生を探していました。ゲーム開始までの待機時間中に36名のクラスメイトの大半とあいさつを交わし、何となく雰囲気をつかみます。後から分かったことですが、クラスの構成は米国出身が8割で、2割が留学生。その2割のうち私以外はカナダ、インド、アフリカ、中国出身なのですが私とインド人のドクターを除いて全員米国の大学を卒業していました。インド人のドクターもメディカルスクールを含め英語で教育を受けている為、英語に不自由があるのは私だけでした。この留学生が少ないクラス構成というのは良い側面と悪い側面があることに後々気づくのですが、それについては別の機会にお話しします。

全く頭に入らないコーネルのAlma Mater

さて肝心のEzra Race。各ペアはスタート時にミッションが書かれた紙を受け取ります。それをクリアするたびにキャンパスに点在するチェックポイントで新たなミッションが手渡され、数々のミッションをこなしながらゴールまでの順位を競うという内容です。午前10時から午後3時まで続く長いゲームの為、足の速さなどは全く関係ないのですが、スタートと同時に生徒が一斉に走り出し、広大なキャンパスを駆け回ります。私のペアとなったのはテキサス出身のインド系アメリカ人でした。開始早々、ミッションの指示を読むのに兎に角時間がかかる訳です。ペアの彼女に申し訳ない気持ちで一杯になりつつ、時にスマホを開きWeblioを駆使しながらミッションをこなしていきました。ミッションの中には謎かけの様なものもあり、単純な英語力だけではなく文化的な背景がないと意味不明なものもありました。

ミッションの中で一番苦労したのがコーネルの校歌を暗記して歌うというもの。よく意味も分からない英語の歌詞を暗記してクラスメイトのプレッシャーの中歌うというプチ地獄。大学の時に誇らしげに歌っていた「若き血」とは訳が違います。ほかの学生が楽しみながら取り組んでいる中、私だけはGMATの単語を暗記する時並みの集中力で臨みました。そんな努力もむなしく、全くクリア出来ないままどんどん他のペアからとり残されていきました。ちなみに校歌は英語でAlma Materとも呼ばれ、大学間のスポーツの試合では必ず歌われます。この時歌詞を覚えたことで後々スポーツ観戦の時に歌うことが出来たので有難いミッションでした。

午後3時、ようやく最後のミッションをこなしてゴールする訳ですが結果は全18チーム中ビリ。遊びとはいえ今後の2年間が思いやられる初日となりました。それでもクラスメイトとは打ち解けることができ、最初に抱いていた不安は消えていました。

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